2022/08/26 12:41:09

■「りりぃ★とらいある」のチラつき軽減版&パーツ変更版のPSG音源
PC-G850V以降の機種では液晶が変更され、文字がハッキリ見えるように
改善されましたが、その弊害で黒と白を高速に点滅させて中間色を
出そうとすると、チラつきが目立ちすぎてものすごーく見にくくなる問題が
あったのでつが、ある古典的な方法を使うことで劇的に改善させることに
成功しますた。


この動画だけ見ても、かなり点滅が抑えられてるんじゃないかと。

ちなみに今回いじったのは実はスプライトライブラリの方ではなく、
画像の変換ツール側だけなので、ゲーム自体の処理はそのままで
良かったりして、もっと早くこの方法に気づいてればなーとチョイ後悔w

と言うことで、このチラつき軽減版はいつものソフトウェア内の
ポケコンに置いてあるので、試してみるとよさげw
※旧バージョンも置いてまつ


それと、今まで作ったPSG音源ボードで使っていたパーツが、軒並み
ディスコンになってることが判明して、今じゃもう作れないじゃん!って
なったので、現存するパーツを使ったバージョンを新しく作ってみますた。

これはクロック生成とアンプICを取り換えたバージョンでつが、
クロックに関しては多出力クリスタルオシレータの代わりに
セラロックとトランジスタの組み合わせにしたもので、
アンプICに関しては仕方なく定番の386チップを使うことにしますた。

実は最初は386アンプを候補にしていたものの、音量が低かったり
ノイズが多かったりしたので、他にいいものが無いか探していたところ、
ちょうど以前使っていた「HT82V739」というチップを見つけたのでつが、
これは2007年に登場したようで、これからの定番だということで
みんなこぞって使っていたのに、まさか386アンプより先に消滅とか、
せっかく回路組んだのに無駄だったなとガッカリしますた。

クロックに関しては、秋月に5Vの4MHzか6MHzのOSCが売っていれば
別に問題は無かったけど、何故か取り扱いもないし、かといって
別のサイトで買うとなると単価とか送料とかで逆にコストが高く
ついてしまうので、それならいっそ普通の水晶で作っちゃえば
いんじゃね?って思ったのが始まりだったり。

それでいろいろ調べてたら、最終的にセラロックとトランジスタの
組み合わせで行けることが分かったので、今回はこれで行くことに
しますた。

ということで、新しいPSG音源の作り方はこちらからどうぞw
※チラつき改善版のビルドツールv3.01の詳細もありまつ