64bit版OSでサンプルをビルド

このサイトでダウンロード出来るサンプルプログラムは32bit版OS上にて作成されています。

このプロジェクトを64bit版OSでビルドするとエラーが発生することがありますが、
ここではこの対処法について説明しています。

■DirectX SDKのインストール先の違い

64bit版OSにてDirectX SDKをデフォルト設定でインストールすると、
インストール先が「C:\Program Files\Microsoft DirectX SDK (June 2010)」ではなく
「C:\Program Files
(x86)\Microsoft DirectX SDK (June 2010)」となります。

これによりサンプルプロジェクトに指定してあるライブラリ先が参照出来なくなるため、
ビルドが失敗してしまいます。


■コピーしちゃえ

対応としては各プロジェクトの設定を手動で変更すれば直りますが、
面倒な場合は手っ取り早く「C:\Program Files (x86)\Microsoft DirectX SDK (June 2010)」のフォルダを、
ごっそり「C:\Program Files\Microsoft DirectX SDK (June 2010)」にコピーしてしまいましょう。

SDKのサンプルコードなども一緒にインストールしていて容量が気になる場合は、
最低限「Include」と「Lib」フォルダだけをコピーしましょう。
※それ以外はビルドに関係ありません

当然ですがアンインストール時はコピーしたフォルダは削除されないので、
この場合は手動で削除する必要があります。